このガイドでは、PDFからテキストを取得し、取得したテキストを使ってファイル名を変更する方法を説明します。
使用するオプション機能
- PDFのファイル名 を 一括で変更
- PDF上のテキストを 一括で取得
はじめに
このガイドでは、PDFのテキストでファイル名を変更する方法を説明します。
例として、下記の請求書から赤い背景部分「得意先コード、得意先名、請求日付、請求金額」を取得し、ファイル名を「請求書_顧客名_顧客コード_請求日_請求金額.pdf」とファイル名を変更する設定を作成します。

ファイル名のルールを設定

ファイル名 「請求書_得意先名_得意先コード_請求日_請求金額.pdf」 の最初のブロック 「請求書」 を設定します。
「+固定値」ボタンをクリックし、テキストボックスを追加します。入力欄に 「請求書」 と入力します。

次に、ファイル名の区切り文字 「_(アンダーバー)」 を設定します。
「+区切り文字」ボタンをクリックし、追加された入力ボックスに 「_(アンダーバー)」 を入力します。

ファイル名 「請求書_得意先名_得意先コード_請求日_請求金額.pdf」 の 「得意先名」 を設定します。
「+取得テキスト」ボタンをクリックし、PDFテキスト取得項目のリストを表示させます。
リストには、「テキスト取得エリアの設定」で設定した識別名が表示されますので、「得意先名」を選択します。

同じように、ほかの項目も設定します。
上下矢印キー「↓↑」で項目を移動することができます。

設定を保存
ファイル名ルールの設定が完了したら、画面上部の「設定を保存」ボタンをクリックして保存します。
画面左上の「戻る」ボタンをクリックすると、実行画面に戻ります。
画面左上の「戻る」ボタンをクリックすると、実行画面に戻ります。

設定を選択
実行画面左側の「設定一覧」に、登録済みの設定が表示されます。
先ほど作成した「請求書」を選択し、画面中央にファイル名を変更したいPDFをドラッグ&ドロップします。
複数のPDFを選択してドラッグするか、フォルダごとドラッグしてまとめて処理することも可能です。

ファイル名変更処理を実行
ファイル名変更後のファイルを出力するフォルダを指定し、「処理実行」ボタンをクリックします。

実行結果の確認
出力フォルダを開き、ファイル名が正しく変更されていることを確認してください。
今回の例では、すべてのファイル名が 「請求書_得意先名_得意先コード_請求日_請求金額.pdf」 になっていることを確認します。
