使用するオプション機能
- PDF上のテキストを自動で一括取得
- 位置とサイズを指定して 自動で画像を一括挿入
はじめに
このガイドでは、PDF上のテキストを条件に、画像を挿入する方法を説明します。
例では、請求書の会社名が「株式会社サンプル東京」と「株式会社サンプル大阪」により、それぞれに対応した角印画像を挿入します。

テキスト取得エリアの設定
まずは会社名のテキストを抽出する設定を作成します。
設定画面の設定メニューより「テキスト取得エリアの設定」メニューを選択し、会社名を抽出する設定を作成します。

画像を挿入する位置、サイズを設定する
設定メニューより「画像挿入」を選択し、画像を挿入したい位置とサイズを設定します。
画像を区別する名前を「サンプル東京」としておきます。
角印については、処理実行時に画像ファイルを指定できるよう「実行時に画像を選択する」にチェックを入れました。
なお、「実行時に画像を選択する」のチェックを外すと、ローカルPCに画像を保存するため、処理実行時に画像を選ぶ必要がなくなります。

挿入条件を設定する
画像挿入エリアにある「フィルターボタン」(下記画像の赤枠)をクリックし、適用条件画面を表示します。
「次の条件をすべて満たす場合にのみ、処理を適用します。」をチェックします。
さきほど「テキスト取得エリアの設定」で設定した「会社名」を選択し、「次の値を含む」を選択。入力エリアに「サンプル東京」と入力します。
この設定により、会社名に「サンプル東京」が含まれている場合のみ、画像挿入が実行されます。

同じように、挿入する画像・サイズ・挿入条件設定する
上記の「サンプル東京」と同じように、「サンプル大阪」の画像挿入位置・サイズ・挿入条件を設定します。

設定を保存し、実行画面に戻る
設定の名前を入力し「設定を保存」ボタンをクリックして設定を保存します。
保存後は「戻る」で実行画面に移動します。

設定を選択し、PDFに画像挿入を実行する
先ほど作成した設定「請求書画像挿入」を選択し、処理対象ファイルに画像を挿入したいPDFをドラッグドロップします。
画像を挿入したファイルを出力するフォルダ および、挿入する画像ファイルを選択します。
処理実行ボタンをクリックして、処理を開始します。

この設定により、「株式会社サンプル東京」と「株式会社サンプル大阪」それぞれの角印画像が挿入されます。
