このガイドでは、PDFに画像を挿入する具体的な活用法についてまとめてみました。
使用するオプション機能
- 位置とサイズを指定して 自動で画像を一括挿入
PDFに印鑑を押す、ハンコを押す
PDFに印鑑(ハンコ・判子)を押すという作業は、いまでも多くの業務で必要とされています。
とくに以下のような場面でよく使われています。
請求書などのPDFに角印を押す
報告書に担当者のハンコを押す
契約書の下部に社印 と 担当印を押す
PDFに「はんこを押す」といった作業を手作業で行っている場合、ファイル数が多いと非常に手間がかかります。
そこで役立つのが、画像を一括挿入する機能です。
この機能では、帳票レイアウトごとに
挿入する印影画像(角印・社印・担当印など)
挿入する位置・大きさ
挿入する条件(先頭ページや最終ページ、PDF上のテキストなど)
をあらかじめ設定しておくことで、大量のPDFに対してまとめて自動でハンコを押すことができます。
自社情報(ロゴ画像、振込先など)の差し替え
PDF内の自社情報を差し替える作業も、印影の挿入と並んでよくある使い方のひとつです。
よくある差し替え対象
会社ロゴ画像(支店やブランドごとに異なるもの)
住所・電話番号
振込先の銀行口座情報
たとえば、営業所や支店ごとに請求書のロゴや振込先が異なる場合や、
グループ会社や部門単位でブランドロゴを切り替えたいケースなど、
同じフォーマットのPDFでも、差し替え作業が必要になることがあります。
こうした情報の差し替えを手作業で行っていると、
PDFの枚数が多い場合は時間もかかり、ミスも発生しやすくなります。
「画像を一括挿入」機能では、
-
ロゴ画像や振込先情報を事前に登録
-
支店名や会社名などのテキスト条件に応じて画像を切り替え
-
指定したページ・位置・サイズに自動で画像を挿入
といった設定を行うことで、
大量のPDFに対して一括でロゴや振込先を差し替えることができます。